| 現在のEビジネスの多くは、基幹業務との連動ではない。大抵のクライアントにとって、WEB戦略とは 本社事業というよりEビジネス事業部等といった、多角化の一種から立ち上がるものだ。
事業部単位で、次々にE-ビジネスを立ち上げようとする時、全社統括でのIT化などと言っていたら、硬直組織体制な日本企業のほとんどが1年たっても、基本骨子ひとつまとめられないだろう。
実際のスタートの為には、Eビジネス担当者が、少ない予算でEビジネスを始めてしまうものなのだ。
◆専用マシンか、ホスティングか?
従来のIT化のサーバー管理は、
| 1 ホスティング |
1台を数十社が共有する |
| 2 専用サーバー |
1台まるごと一社に提供される |
| 3 iDC |
データセンターのスペースを借りて、マシンルームとして機能する |
という流れだった、コストも1→2→3になるに従い高くなる。専用サーバーという選択は、ホスティング(複数者共有)に比べビジネスユースに適しているように思えるだろう。しかしここに重大な落とし穴がある。
ホスティング事業社のマシンは、事業社が保守として最上級の管理のもと、最高のメンテナンス体制で保守している。iDC契約のセキュリティや回線品位より実は優れているといってもいい。iDCの契約ではマシンごとの管理は行わないので、MSP(マネージメントサービスプロバイダー)契約により、マシンごとの管理(運用・保守・セキュリティ)専門社により遂行される。しかし専用サーバーのマシン管理はこれまで、”顧客側の自己責任で運営してください”とされてきた。MSPに委託するほどの規模でもないため、この中途半端な体制では、E-ショップひとつの運営すらままならないのが現実なのだ。
◆専用ホスティングでありながらMSP体制を組み入れた
アイルの「マネージドサーバホスティング」
専用ホスティングの利点は、一台丸ごと管理できる為CPUやメモリを専有しオリジナルの施策システムを他社に気兼ねなく自由に使える事を意味している。そのメリットはビジネスの安定運営のインフラとしては代えられないものである。ハウジングを選択せずとも、大抵のビジネスは1台のマシンで遂行できてしまうだろう。アイルはマネージドサーバホスティング(MSH)という考えをスタートさせた。専用ホスティングでありながら、管理運営保守セキュリティについてアイル側で責任を持つという体制だ。この新しい専用ホスティングのあり方により、非常に安価にマシンを専有し、かつ保守から開放され自由度の高いビジネス運営が可能となる。
「大抵のiDCでは、サーバーアタックなどがあった場合でも報告はされるが、撃退などの対処はしてくれません。高額なMSP契約を要求されます。アイルのMSHでは前述の各種問題に対応し、料金的にも落とし込んだプランを提供しています。」(田中氏)
iDCの体制は、それこそ全社スキームで推進するには万全の体制だろう。しかし世の中のうち80%の企業ユースのITインフラは専用サーバーが一台あれば、大抵のEビジネスのスタートが可能だ。
コストとしては月次10万円以下でマシン+MSPごとのアウトソーシングは、極めて重要な情報であり有益な選択枝だろう。
(大嶋成人)
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